水子供養

水子の供養

ご自分と親兄弟や家族を含めて、産めなかったり、生まれなかったり、死産や生まれてもすぐに亡くなってしまった赤ちゃんを供養しましょう。水子は祟(たた)ることはないですが、供養することで現世で生きている血縁の人の幸せにつながります。
高い供養料を払って、お寺さんにお経を上げてもらっても、ひと任せではいけません。
自らが「産んであげられなくて、ごめんなさい。」というお詫びの気持ちを込めて、お祈りを捧げることが大切です。
 

1. 水子供養の仕方

一般的に水子は、成人の死者と違い戒名がなく、位牌を作りません。水子の魂は、「地蔵菩薩」のお世話になると言われておりますので、お地蔵様か、観音様を位牌の代わりにお祀りいたします。また、水子自身も、お地蔵様や観音様を好むと言われております。
そこで、仏壇や、清浄な箇所に地蔵菩薩か、観音菩薩をお祀りし、21日間手を合わせ、般若心経を読経し、写経します。その後、写経済みの用紙をお寺に納めるか、お焚き上げをします。この処理が難しいときは当店にお申し付け下さい。 

2.  写経の仕方


1日1枚を基本に、お手本を用紙の下に敷き、なぞり書きで書きます。姿勢を正し、できれば線香を1本立てます。筆記具は筆ペンでもボールペンでも大丈夫です。途中で中断したら次の日にまわしても大丈夫です。
・用紙の後ろの方に日付を書く欄がありますので、書き終えた日を書きます。
・「為」の欄には写経の目的を記入します。例えば「〇〇家・△△家水子供養」と書きます。
・最後に自分の名前を書きます。慣れてくれば30分程度で書けるようになります。
写経を21枚書き終えたら、自分の菩提寺(お墓を管理している寺院)や、ある程度大きな寺院なら「納経所」があるので21枚まとめて納めます。事前に納経できるかどうか、問い合わせしておくと安心です。

3. 水子供養の準備

 
当店の以下の画像リンクから水子の供養に必要な仏像や写経用紙がご注文できます。
 

地蔵菩薩(香合仏: フタ付きで携帯可能)
霊徳を宿すといわれる香り豊かな白檀に、往生・成仏の祈りをこめて、菩薩様を彫り上げました。 不幸にしてこの世に生を受けられなかった水子の霊を、手篤く供養する「水子地蔵尊」です。 肌身離さずにお持ちになれば、心からの供養ができ、いつも御仏がお守りくださいます。 (白檀製、約60×55mm)
 

 

地蔵菩薩
 
柘製の地蔵菩薩です。(高さ約22cm、桐箱付き)
 

 

観音菩薩
 
柘製の聖観音です。(高さ約26cm、桐箱付き)
 

 

写経用紙
 
お手本2枚付きの罫線入り写経用紙です。1冊(50枚綴り) サイズ:245×360ミリ